ご無沙汰してます。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
この三ヶ月いろいろありすぎて、何から書けばいいものやら。
厄年(41歳だから本厄)に相応しく、様々な不幸が絶賛到来中。
・・・あ、日記の仕様変えました。どうでもいいですか。そうですか。
まずは、前回の日記に書いたバイトの話から。
週に二日、一ヶ月だけの短期バイトに行ってきたんだけどね、
これがキツいのなんの! 過酷すぎた!
8年前まで、3年ほど働いてたころは、
深夜の郵便局バイトなんてのは、そりゃもうユルかったのね。
冷暖房の効いた場所で、雑談しながらのんびり働いて、
大した力仕事もなく、暇な時間はソファーに座ってくつろいで。
汗もかかない、疲れも残らない、それでも時給1000円オーバーの楽勝バイトで。
だからこそ今回も応募したんだけど、
いつからこんなことになったんだ、郵便局バイト! これが民営化か?
オレが働いてたのが6月下旬から7月下旬の夏真っ盛り、
なのに冷房のまったく効いてない環境下での重労働。
休憩中に喫煙するために屋上に出ると空気がヒヤッと感じたから、
てことは、作業場はいったい何度なんだっつー話ですよ。
そんな立ってるだけでとめどなく汗が流れる蒸し風呂のような温度と湿度の中、
30kgはある米袋や箱詰めされた缶ビールなんかを延々と、黙々と運ぶ。
その様子は監視カメラでマルチモニターに映し出され、
スピーカーからは「第一ゲート、もっとペースを上げろ」みたいな檄が飛んで。
この奴隷フィーリング、まるっきりカイジの地下労働の世界! ペリカ!
重い物を持ち上げたときに傷めた手首は今でも若干痛むしさ、
もう散々なバイトでしたよ。二度と行かねぇ。
なんて言いつつ、相変わらず金はない。
とうとう家賃も一ヶ月滞納しちゃって、
さて、これからまたバイト探さなきゃなあと。
短期バイトが終わって二週間ほど経ったそんな折、
郵便局から今度は「長期アルバイト募集」の手紙が届いたんですな。
誰が二度と行くかよ、と毒づきながらも手にすると、
今度は募集してる課が違って、業務内容は「輸送容器搬送事務」と書いてある。
言葉尻だけ取って「事務ならありか?」と懲りずに応募。
心の片隅で「しかし『搬送事務』ってなんだ?」とは疑問に思いつつ。
で、面接に行ったら開口一番、「力仕事だけど大丈夫?」と。え?
聞いてみると「輸送容器の搬送と事務」らしいのな。
紛らわしいこと書いてんじゃねぇよ、バカ!
でも、面接まで行って「じゃ辞めます」とは言えんですよ、うちの台所事情を鑑みると。
元気いっぱいの顔で「はい、頑張ります!」と答えて(内心はシド・ヴィシャス顔)、
勤務を希望する曜日や希望日数を伝えて、今回もあっさり合格。
そして再びシフト表が渡されると・・・またしてもオレの希望完全無視!
さすがにもう怒りも感じなかったけどね、郵便局を選んだオレの責任とあきらめて。
で、バイトを始めてわかったのは、
深夜帯のバイトが30~40人ほどいる中で事務作業は1、2人だけ。
他の大多数は以前の短期バイトよりは少しマシながらも、相変わらずの重労働。
そもそも、募集してた時間帯と実際の勤務時間帯も異なってるしさ、
もう嘘ばかりの募集や面接はいい加減にしてくれっつー話。
そんな愚痴を内心抱えながらも、
働くからには一生懸命働こう、と健気に頑張ってたわけ。
オレ、どんなに会社に不満があっても、働くからには頑張るからね。
そのあたり、一応は十年ほど自営してきて培ったものかもしんない。
そうしてバイトを始めて四日目、汗だくで輸送容器(ロールパレット)を運んでると、
ふとした拍子に隙間に挟んだ指が抜けなくなって・・・ゴキッ。
・・・あれ? オレ、指折れた?
つづく。