先月はとうとう家賃が払えずに、彼女にお金を借りるという最低男ぶり。こりゃいよいよヤバいと、ようやく重い腰を上げてバイトに行くことにしまして。といっても職歴なし、免許なしの41歳を誰が雇うんだっつー話。そこで、8年前までバイトしてた郵便局に再度お世話になろうかと思い立った次第。今は民営になったとはいえ、腐っても郵便局。労組の力が強いせいか、職歴とか年齢とか、そういった面を重視すると非難に繋がるって意識が高いのな。だから面接に行っても五十代、六十代もごろごろいて、オレもあっさり合格。いよいよ来週からバイトすることになったんだけど、おい郵便局、大丈夫か？ってやりとりがありまして。
まず募集が6月下旬～8月上旬の短期で、週に四、五日勤務って条件だったのね。オレは週三日希望だったんだけど、仕事があるだけありがたい話だし、四日勤務でもしょうがないかと面接に行って。すると面接会場では、五日入って当たり前みたいなムードなの。週に五日働くこと前提で話が進められて。でもまあ、この機会に頑張って借金を完済して、きれいな体になってみるかと、これまたしょうがなく受け入れたのな。で、合格後に簡単な研修があって、後日シフト表が送られてくると、週に二日しか入ってないの。え？ オレの決意って何だったの？ しかも、仕事は7月末で終わってるし、さらには面接で勤務出来ない（都合の悪い）曜日を聞かれたのに、その曜日に勤務が集中して、オレの希望が一切飲まれてないのね。ま、向こうの都合もあるから曜日の件はあきらめるにしても、週に二日、7月末までだと、収入の予定が大きく狂うわけよ。他にバイトを探すとしても、郵便局で働くので何曜と何曜は勤務出来ませんみたいな、そんな都合のいいバイトが見つかるとは思えないし。このシフト表を受け取ったのが金曜だったから、週明けにでも苦情とともに断りの電話を入れようと思ってさ。
そしたら次の日、再びシフト表が送られてきたの。何かの手違いかと思いつつ開封すると、昨日のシフト表とは違う内容。週に二日、7月末までってところは同じなんだけど、勤務する日が昨日とは違うわけ。で、お詫びや訂正の類の同封物も何もない。いったいどっちを信じればいいのか、いつ仕事に行けばいいのか、わけがわからなくて。
で、週明けに電話したんだけど、よくわからないことになっててね。週に二日勤務だと困る、募集内容と異なると伝えると、「今回14人の方に来ていただくんですが、公平に配置するとどうしても週に二日勤務となってしまうんです」と。はぁ？ だったらなんで14人も取ったんだっつー話。7月末で勤務が終わることを伝えると、「お中元時期といっても繁忙期は7月で終わってしまうんです」と。はぁ？ だったらなんで8月上旬までなんて募集をしたんだっつーの。もう無茶苦茶ですよ。今回二通もシフト表が送られてきた件について尋ねると、さらに無茶苦茶な答えが。
「前回のは一週間ズレておりまして、そして、あのー、・・・まことに申し上げ辛いんですが、実はその次のシフト表も誤っておりまして。みなさんにお聞きした曜日の希望が間違って登録されており、今日にでも新しいシフト表を発送いたしますので・・・」
・・・いったいどれだけ出来ないヤツがシフト組んでんだ？
ただ、電話応対した人が至極丁寧な対応だったことと、新しく送られてきたシフトが一日だけ増えてたこと、そして学生がバイトに殺到するこの時期に新たなバイト探しをするのは得策じゃないと判断したことから、とりあえず7月末までは働くことにしたんだけども。んー、この感じだともう一波乱ありそうな気も。バイトに行くと「今日は人数が多いので帰ってください」とか、「やっぱり7月中旬で解雇とさせていただきます」とか。さすがにそれはキレるけどもさ。
