スマートウォッチ、買いました。
「時計の盤面が変わる」ことには昔から興味があって、
最初に欲しいと思ったのはカシオのこれ。もう15年前だ。
で、近年Apple Watchが出て、Android Wearが出て、
「盤面が変わる時計が欲しい熱」が再燃するわけだけど、
まず何より値段が高すぎる。
CPU入りの、つまりはほぼ確実に十年以内に壊れる時計が5万とか10万とか、アホかと。
さらに常時表示されてないって、もう時計の意味ないじゃん。
極め付きは毎日充電が必要って…開いた口が塞がらんですよ。
オレの求めるのはあくまで「盤面が変わる、ただの時計」なの。
アプリを使えばメモが腕元で確認出来る? スマホで見るわ!
そこでトイザらスで見つけたプレイウォッチの購入を考えるものの、
さすがに大人が会社でこれを付けてるのはいかがなものかと思い留まった。
次は AliExpressでパチモンを探し始めるも、
そりゃ1500〜5000円ほどで最低限の機能を備えたものはあるんだけど、
やっぱりダサいし、中国語もキツい。
もし日本語化出来なくて、急に「消息已到達」なんてメッセージが表示されたら、
それが何を意味するのか絶対に理解出来んですよ、オレには。
そうしてネットで検索を繰り返しているうちに、これだというものに巡り会いまして。
Pebble Smartwatch
2012年にKickstarterで開発資金を募った際には
目標額10万ドルに対して1027万ドルが集まったことでも話題を生んだPebbleでありますが、
その後も様々なモデルを発表していて、中でもPebble Time Roundのかわいさったら、もう!
公式では在庫切れだったブラックを米Amazonで購入。送料込みで約181ドル。
Pebble自体がいわゆる一般的なスマートウォッチらしくないんだけど、
RoundはPebble初の丸形ディスプレイで、普通の時計に一番近い、そこがいい。
Gizmodoのレビューのタイトルにもあるように「ギークじゃなくても使える」。それって大事。
希望通り、盤面が変更出来るのはもちろんのこと、
電話やメール、LINEの通知も届けば、スマホで聴いてる音楽の操作も出来る。
オレの欲していた以上の機能が搭載されているのはうれしいものの、
何より興奮したのはUI(ユーザーインターフェイス)の素晴らしさ。
スマートウォッチの挙動で「かっこいい」じゃなく、
「かわいい」「親しみがある」というベクトルは初めてじゃないか? これって地味に凄い。
その点に関してはこの方のブログが一番わかりやすかった。
超絶かわいいスマートウォッチ Pebble Time Round 買いました💞 - 碇だよ('ロ')
「UIがかわいいということがここまで魅力的だとは思っていなくて本当に驚いた」
そう! そうなんだよ!
商品のファン、ひいてはメーカーのファンになってもらうためには、
それって実は機能以上に大事だと思うんだけど、わかってないメーカーが多すぎる。
唯一の難点はPebble Timeが1回の充電で約七日間持つのに対し、
Pebble Time Roundは約二日間。薄さのかわりに電池持ちを犠牲にしたわけだ。
でも20~30分ほどで充電完了するし、ここは大目に見ちゃおう。かわいいから許す。かわいいは正義。
そんなわけで、到着してから三日ほど会社に着けて行ってんだけど、
Pebbleってオタクな人にはウケないし(弊社に多し)、
デジタルガジェットにまったく興味のない女子はチープカシオで充分だったりで、
なかなかこの素晴らしさをわかってくれる層っていなかったりするんだよね。
そういった理由から、まだ誰にもPebble Time Roundを見せられていないオレなのです…。
ところで全然どうでもいいんだけど、
ディスってるわけじゃなく、あくまで素朴な疑問なんだけど、
Apple Watchってどうしてお爺さんと超絶ダサい人しか着けてないの? 東京だと違うの?
■ 今日の一曲
タイ・バンコクの女の子3人組、Jelly Rocketがすごくいい。
イケてない感じが逆にイカしてて、"How Long"は超名曲。
胸が詰まるライブの映像もたまらんです。アルバムを早く出してほしい。
タイのドリーミー・ギター・ポップ・バンド JELLY ROCKETが青春すぎる - MUMUMAG
2016年10月16日
2016年10月15日
限界な人、取材の依頼。
先日電車に乗ってたら、とある駅から乗ってきたサラリーマンがオレの隣に座ったの。
その数秒後、やたらと体の右側が重いなあ、と思ったら、
その人が居眠りしてオレの方にもたれかかってんの。
乗車して数秒後ですよ?
で、次の駅に着いた途端、よろよろと立ち上がって降りていったの。
もう限界じゃん!
そこまでして働く理由ってなんだろうか、と結構真剣に考えさせられた光景でした。
だったら金はなくとも山奥ニートの方が何千倍も幸せだと思うがなあ。
一年ほど前だったか、知らない人からメールが届いて、
何かと思えば、以前に書いた記事に関して話を聞かせてくれないか、と、
なんと朝日新聞の記者さんからの取材申し込み。
なんでも、まさに郵便局の労災隠しに関して取材をしているとか。
面白そうだし取材に応じたい気持ちはやまやまながら、
もう怒りもすっかり冷めたし、そもそも詳細を忘れちゃったしで、
「申し訳ないけど書いた以上の話はないんです」と丁重にお断りさせていただいた次第。
しかし記者さんってすごいね。取材のためならこんなくだらないブログまで掘るのね。
【今日の一曲】
冒頭1秒強のカッティングでヤラれた。名曲。
ミツメ - あこがれ
その数秒後、やたらと体の右側が重いなあ、と思ったら、
その人が居眠りしてオレの方にもたれかかってんの。
乗車して数秒後ですよ?
で、次の駅に着いた途端、よろよろと立ち上がって降りていったの。
もう限界じゃん!
そこまでして働く理由ってなんだろうか、と結構真剣に考えさせられた光景でした。
だったら金はなくとも山奥ニートの方が何千倍も幸せだと思うがなあ。
一年ほど前だったか、知らない人からメールが届いて、
何かと思えば、以前に書いた記事に関して話を聞かせてくれないか、と、
なんと朝日新聞の記者さんからの取材申し込み。
なんでも、まさに郵便局の労災隠しに関して取材をしているとか。
面白そうだし取材に応じたい気持ちはやまやまながら、
もう怒りもすっかり冷めたし、そもそも詳細を忘れちゃったしで、
「申し訳ないけど書いた以上の話はないんです」と丁重にお断りさせていただいた次第。
しかし記者さんってすごいね。取材のためならこんなくだらないブログまで掘るのね。
【今日の一曲】
冒頭1秒強のカッティングでヤラれた。名曲。
ミツメ - あこがれ
2016年10月9日
3776が耳から離れない件。
唐突ながら、まずはこのインストナンバーをお聴きいただきたいのです。
???
こういうのってどういうジャンルに分類されるんだろうか。ドリーム・ポップ? ネオ・シューゲイザー?
最近のジャンル分けって細分化されすぎて複雑怪奇で全然わからんです。
ま、この曲については後ほど説明するとして。
それはさておき、3776(みななろ)、すごくねーですか?
富士山のご当地アイドルで、その標高から命名された3776。
去年のアルバム発売時にヘビー、とまではいかない、ミドルローテーションはしていたものの、
二週間ほどで飽きちゃって、そこから数ヶ月の冷却期間を置き、
先日改めて聴いて以来、マイ第二次ブームが到来しているのです。
中毒性が高くて仕事中すら耳から離れない! 困る!
3776を聴かない理由があるとすれば
まずこのアルバムタイトルとジャケットが秀逸。
62分56秒(3776秒、つまり1m/秒)で富士山を登頂するという設定も、
アルバム冒頭から「1、2、3…」と毎秒カウントが上がっていき、
最後の「…3774、3775、3776」でアルバムが終わる構成も実に上手い。
3776こと井出ちよのの登山ガイドや富士山雑学に続き、
その場所やトークに沿った曲が始まる流れになっていて、
コンセプトアルバムとして見事と言う他ない。間違いなく傑作。
The Whoの"Tommy"やPink Floydの"The Wall"など有名コンセプトアルバムは数あれど、
当然英語だし、悪い意味での「アーティスティック」な表現に、
そのコンセプトや歌われる内容にまったくピンと来ず、
単純にアルバムとしてしか評価出来なかったオレにとっては、
初めて納得出来たコンセプトアルバム、ということになるのかもしんない。
もちろん曲の完成度も極めて高い。
楽曲の素晴らしさは到底こんな拙文で伝えられるものではないので、
熱いAmazonのレビューに譲るとして、だ。
3776の作曲者がどういった思いで曲を作ってるか知らないので、
ここから後はオレの妄想だと思って聞いていただきたいんですがね。
3776を聴いて改めて感じるのは、
今は「アイドル」という要素を加えることで表現の機会が得られる時代なんだなあ、と。
テクノとアイドルを融合させたPerfume然り、
メタルとアイドルを融合させたBABYMETAL然り、
パンクとメタルを融合させたANTHRAX然り(あ、これは違うか)。
それって決して非難されるようなことじゃなく、
昔からそういった「要素を加えることによって個性を出して売り出す」なんてことは多々あって、
それが吉と出るか凶と出るかはともかく、
時代によって加える要素やジャンルが変わるだけで、
以前はパンクだったりニューウェーブだったりしたのが、
今の時代はアイドルになってるって、それだけの話。
もしオレが今、曲を作って発表したとしてさ、
それが案外いい曲だったとしても、誰の耳にも届かないでしょ。
YouTubeで500~1000Viewいけば御の字。
周囲の友達に「結構いいじゃん」と言われる程度が関の山。
…でも、その曲をアイドルが歌ったとすれば?
ここでようやく冒頭のインスト曲の種明かしをすると、
さっきの曲は3776の「僕だけのハッピーエンド」という
ネット限定シングルに収録されてる同曲のインストバージョンなんだけれど、
単体で聴くととてもアイドルソングとは思えない。
つまりは、この作曲者の持ってるセンスって、決してアイドルソングのそれではないわけで。
でも、この曲にアイドル要素を加えて「アイドルソング」にすることで、
そこでようやく「まず耳にしてもらえる」ってステージに立っている、と。
3776 - 僕だけのハッピーエンド
それって後からアイドル要素を加えたはずなのに、
アイドルソングとして耳にした人からは
むしろ「アイドルなのにこんな曲をやってるんだ」って、ひとつ評価を盛れたりもして。
そこで、この曲を作ってるやつは誰だ、ということで、
ようやく作曲・編曲の石田彰もフィーチャーされる、そんな時代なんだなあと勝手に思った次第。
Perfumeやきゃりーで一躍脚光を浴びた中田ヤスタカのように。
ま、上記は全部オレの勝手な思い込みで、
実際には作者は初めっからアイドルソングを作りたくて試行錯誤した結果で、
「わかったフリして語ってんじゃねえ」って怒られるかもだけど(笑)。
でもやっぱりただの音楽好きで、根っからのアイドルファンではないオレとしては、
曲やコンセプトが好きなんであって、「アイドルとしての3776」は好きになれないんだけれども。
上記の「僕だけのハッピーエンド」、ライブ映像を見ると学芸会チックで相当に厳しい。
客席の最前列に3776ファンの掟ポルシェが映り込んでいるのはご愛嬌。
【PV】僕だけのハッピーエンド - YouTube
???
こういうのってどういうジャンルに分類されるんだろうか。ドリーム・ポップ? ネオ・シューゲイザー?
最近のジャンル分けって細分化されすぎて複雑怪奇で全然わからんです。
ま、この曲については後ほど説明するとして。
それはさておき、3776(みななろ)、すごくねーですか?
富士山のご当地アイドルで、その標高から命名された3776。
去年のアルバム発売時にヘビー、とまではいかない、ミドルローテーションはしていたものの、
二週間ほどで飽きちゃって、そこから数ヶ月の冷却期間を置き、
先日改めて聴いて以来、マイ第二次ブームが到来しているのです。
中毒性が高くて仕事中すら耳から離れない! 困る!
3776を聴かない理由があるとすれば
まずこのアルバムタイトルとジャケットが秀逸。
62分56秒(3776秒、つまり1m/秒)で富士山を登頂するという設定も、
アルバム冒頭から「1、2、3…」と毎秒カウントが上がっていき、
最後の「…3774、3775、3776」でアルバムが終わる構成も実に上手い。
3776こと井出ちよのの登山ガイドや富士山雑学に続き、
その場所やトークに沿った曲が始まる流れになっていて、
コンセプトアルバムとして見事と言う他ない。間違いなく傑作。
The Whoの"Tommy"やPink Floydの"The Wall"など有名コンセプトアルバムは数あれど、
当然英語だし、悪い意味での「アーティスティック」な表現に、
そのコンセプトや歌われる内容にまったくピンと来ず、
単純にアルバムとしてしか評価出来なかったオレにとっては、
初めて納得出来たコンセプトアルバム、ということになるのかもしんない。
もちろん曲の完成度も極めて高い。
楽曲の素晴らしさは到底こんな拙文で伝えられるものではないので、
熱いAmazonのレビューに譲るとして、だ。
3776の作曲者がどういった思いで曲を作ってるか知らないので、
ここから後はオレの妄想だと思って聞いていただきたいんですがね。
3776を聴いて改めて感じるのは、
今は「アイドル」という要素を加えることで表現の機会が得られる時代なんだなあ、と。
テクノとアイドルを融合させたPerfume然り、
メタルとアイドルを融合させたBABYMETAL然り、
パンクとメタルを融合させたANTHRAX然り(あ、これは違うか)。
それって決して非難されるようなことじゃなく、
昔からそういった「要素を加えることによって個性を出して売り出す」なんてことは多々あって、
それが吉と出るか凶と出るかはともかく、
時代によって加える要素やジャンルが変わるだけで、
以前はパンクだったりニューウェーブだったりしたのが、
今の時代はアイドルになってるって、それだけの話。
もしオレが今、曲を作って発表したとしてさ、
それが案外いい曲だったとしても、誰の耳にも届かないでしょ。
YouTubeで500~1000Viewいけば御の字。
周囲の友達に「結構いいじゃん」と言われる程度が関の山。
…でも、その曲をアイドルが歌ったとすれば?
ここでようやく冒頭のインスト曲の種明かしをすると、
さっきの曲は3776の「僕だけのハッピーエンド」という
ネット限定シングルに収録されてる同曲のインストバージョンなんだけれど、
単体で聴くととてもアイドルソングとは思えない。
つまりは、この作曲者の持ってるセンスって、決してアイドルソングのそれではないわけで。
でも、この曲にアイドル要素を加えて「アイドルソング」にすることで、
そこでようやく「まず耳にしてもらえる」ってステージに立っている、と。
3776 - 僕だけのハッピーエンド
それって後からアイドル要素を加えたはずなのに、
アイドルソングとして耳にした人からは
むしろ「アイドルなのにこんな曲をやってるんだ」って、ひとつ評価を盛れたりもして。
そこで、この曲を作ってるやつは誰だ、ということで、
ようやく作曲・編曲の石田彰もフィーチャーされる、そんな時代なんだなあと勝手に思った次第。
Perfumeやきゃりーで一躍脚光を浴びた中田ヤスタカのように。
ま、上記は全部オレの勝手な思い込みで、
実際には作者は初めっからアイドルソングを作りたくて試行錯誤した結果で、
「わかったフリして語ってんじゃねえ」って怒られるかもだけど(笑)。
でもやっぱりただの音楽好きで、根っからのアイドルファンではないオレとしては、
曲やコンセプトが好きなんであって、「アイドルとしての3776」は好きになれないんだけれども。
上記の「僕だけのハッピーエンド」、ライブ映像を見ると学芸会チックで相当に厳しい。
客席の最前列に3776ファンの掟ポルシェが映り込んでいるのはご愛嬌。
【PV】僕だけのハッピーエンド - YouTube
2016年9月18日
懲りずに中華タブレットを買う。
当ブログをスマホでご覧の方、
実は右にスワイプすると一つ前の記事に、
左にスワイプすると一つ先の記事に飛ぶって知ってました?
オレはさっき知りました。
そんな豆情報を挟みつつ、今回は中華タブレットのお話を。
そもそも中華タブレットとはなんぞや、というと、
「中国で製産された激安タブレット」以上でも以下でもないんだけど、
やはりそこは中国、思い切った手法が惜しみなく投入されている次第。
いやね、あれだけタブレットに翻弄されたにもかかわらず、
以前からずっと中華タブレットが気になってまして。
中国やらタブレットやらの話ばかりで恐縮ではありますが。
まずその「価格」。
10.1インチ(iPadとほぼ同じ)で6,000円台、7インチだと驚異の3,000円台など、
「大丈夫か?」を筆頭に様々な疑問が噴出する、躊躇のない価格設定が素晴らしい。
その代償として、当然CPUやメモリが犠牲となるものの、そんなことにはお構いなし!
「とにかく起動すりゃ文句ねえだろ」そんな思い切りの良さに、その意気や良し、であります。
そして「無駄な機能」。
「デュアルブート」といって、AndroidとWindows、二つのOSを同居させ、
起動の度にどちらのOSで起動するか選択可能、という謎機能。
つーか、そんなことが出来るんなら他のタブレットもそうすりゃいいじゃん、と思ったら、
以前にGoogleとMicrosoft、双方から圧力がかかっていた模様。
そんな圧力はガン無視して、ユーザーニーズを最優先する姿勢に天晴れ!であります。
最後に「品質」。
レビューをググれば「壊れた」「おかしくなった」の声、多々あり。
どうやら出荷前の検品なんてやわなことは行っていないようで、
設計時の問題も多分に含まれると思われるものの、
「それ、仕様だから」の一言で、
明らかに初期不良と思われる商品の返金もされない、
神対応ならぬ悪魔対応。流石の一言であります。
そんな中華タブレットなんだけど、
ずっとデュアルブートの使い勝手が気になってて、
なおかつ以前からノートPCが欲しかったオレにとって、
とうとう神機が降臨! それがChuwi HiBookなのです。
このタブレット、何がすごいかというと、
もちろんAndroidとWindows、両方使えるデュアルブート仕様で、
CPUやメモリ量を見ても、中華タブレットとしては上位機種に位置するにもかかわらず、そこそこ安い。
Chuwiというメーカーは信頼性も高く(もちろん中華タブレットメーカーの中では、だけど)、
何より同時発売の専用キーボード(タッチパッド付き)と合体すると、
普通のノートPCに変形するのがすごい!
男子って合体とか変形とか本当に好きよな。オレだけか?
で、考慮の結果、GearBestというサイトで本体とキーボードをセットで注文。
その価格、セットで2万円強。同等のノートPCの半額以下!
二週間ほどで中国から商品が到着し、
はやる気持ちを抑えつつ梱包を解くと…あれ? キーボードがない?
セットで注文したはずなのにタブレットしか入ってない!
慌てて慣れない英語でサポートにメール。
「おいおい、キーボードが入っていないが、どうなってやがんだ?」
「おまえには『ただ待つ』か『当社でしか使えない金券で返金する』しか選択肢がないぜ」
無茶苦茶だ…。
しょうがないので前者を選択したところ、
そこからさらに一週間ほどでようやくキーボードも到着。
送料込みの値段だったから、分包したらむしろ損をするのは向こうなのに、何を考えてるのか…。
ちなみに梱包の中に陰毛らしき縮れ毛が入っていたけど、これはいったい…。
そんなトラブル(人災)にも見舞われつつ、
ようやくタブレットとキーボードを合体させると、
期待通り、これはもはやノートPC! しかも高級感すら漂うメタルボディの質感ったら!
ここのところ中華タブレットの進化がすごい、とネットに書かれてたけど、確かに納得。
しかも、このために別途購入したワイヤレスマウスを接続すると、
もうホントにただのノートPCでやんの。タブレット感ゼロ。
これが2万円強。恐ろしいな、中華パワー。
あまりの興奮にキーボード到着の翌日は会社をずる休みしたのはここだけの話。
まずAndroidで起動すると…ビックリ! AndroidってこんなにノートPCにマッチするんだ。
どちらかというとAndroidはスマホやタブレット向けのOSで、
ノートPCにはミスマッチなものと思い込んでたけど、これは充分に使える!
しかし驚愕したのはアプリ一覧を開いたときのこと。
Androidってタスクアイコンをタッチすると「今開いているアプリ一覧」がずらっと出てくるでしょ。
…その中で誰か知らない人がこっちを見てる! 怖い! ホラー!
恐る恐るその顔をタッチすると…これはカメラアプリ?
中華タブレットってメーカーはいちいち検品しないから、
不具合があったときに被害を被るのは送料や返送料を請け負う販売者であって、
だから販売者が発送前に開封して検品する、って噂は耳にしたことがあって。
つまりさっきの画像はカメラに不具合がないか検品したGearBestの店員で、
そのままアプリを閉じたから、最後の表示画面がアプリ一覧に残っていたと思われるんだけど…。
普通、検品の最後にアプリは全部閉じるよなあ。
一回スワイプすりゃいいだけなんだし、これから購入者の手に渡るんだから。
このあたりのアバウト加減が中国の欠点なのか魅力なのか…。
再起動してWindowsで起動したところ、うーん、こっちはどうなんだろ。
さすがにWindowsは重い。パワー不足が否めない。
そしてデバイスマネージャーの不具合なのか、
Androidでは読み込めていたMicroSDが読み込めない。
記憶容量が少ないのでこれは致命傷かも。
ここまで触って、ひとまず休憩のため、蓋を閉じてスリープ状態に。
数時間後、再びイジろうと蓋を開くと…電池残量15%?
全然スリープになってねぇ! つまり電源オンかオフかの強制二択仕様!
Androidはちゃんとスリープになってくれるのになあ。不思議。
あと、キーボードのタッチパッドにも一言言いたい。
オレはマウス派だから基本的には上記のワイヤレスマウスを使うんだけど、
ちょっとしたとき、タッチパッドから操作することもあるじゃない。
ここでまた中国ならではの謎機能があるんだけど、
このタッチパッド、最下部から上にスワイプすると画面に検索ウィンドウが表示されて、
いちいちブラウザを開かなくてもそこからGoogle検索が出来るのね。便利。
…のはずが! こいつの誤動作がハンパない!
ちょっとカーソルを左にずらそうとすると検索ウィンドウが表示。
アプリを開こうとダブルタップすると検索ウィンドウが表示。
キータイピングの際に手首が触れると検索ウィンドウが表示。
その度にいちいちウィンドウを閉じなきゃならない面倒による徒労感ったら!
技術面でタッチパッドが精細性を欠くのであれば、それはしょうがないとして、
だったらどうしてこんな謎機能を設けたのか。不可解この上ない。中国、侮れない。
そりゃもうね、一週間ほど使って売りましたよ。
液晶フィルムを買い足したりて、トータルで23,000円ほどの買い物になったものの、
結局25,000円で売れて、少し儲かっちゃったりして。
これもまた中華タブレットの面白いところ。
■ 今日の一品(ひとしな)
ドレッシングは「安くて冒険が出来る」ところが好きで、いろいろと試した結果、
うちではピエトロとこれを常備するようになりました。まいうー。
この二品に加えて、たまにKALDIのフォロミールも。こちらもまいうー。
Amazon | ユウキ チョレギドレッシング 195ml | ドレッシング 通販
実は右にスワイプすると一つ前の記事に、
左にスワイプすると一つ先の記事に飛ぶって知ってました?
オレはさっき知りました。
そんな豆情報を挟みつつ、今回は中華タブレットのお話を。
そもそも中華タブレットとはなんぞや、というと、
「中国で製産された激安タブレット」以上でも以下でもないんだけど、
やはりそこは中国、思い切った手法が惜しみなく投入されている次第。
いやね、あれだけタブレットに翻弄されたにもかかわらず、
以前からずっと中華タブレットが気になってまして。
中国やらタブレットやらの話ばかりで恐縮ではありますが。
まずその「価格」。
10.1インチ(iPadとほぼ同じ)で6,000円台、7インチだと驚異の3,000円台など、
「大丈夫か?」を筆頭に様々な疑問が噴出する、躊躇のない価格設定が素晴らしい。
その代償として、当然CPUやメモリが犠牲となるものの、そんなことにはお構いなし!
「とにかく起動すりゃ文句ねえだろ」そんな思い切りの良さに、その意気や良し、であります。
そして「無駄な機能」。
「デュアルブート」といって、AndroidとWindows、二つのOSを同居させ、
起動の度にどちらのOSで起動するか選択可能、という謎機能。
つーか、そんなことが出来るんなら他のタブレットもそうすりゃいいじゃん、と思ったら、
以前にGoogleとMicrosoft、双方から圧力がかかっていた模様。
そんな圧力はガン無視して、ユーザーニーズを最優先する姿勢に天晴れ!であります。
最後に「品質」。
レビューをググれば「壊れた」「おかしくなった」の声、多々あり。
どうやら出荷前の検品なんてやわなことは行っていないようで、
設計時の問題も多分に含まれると思われるものの、
「それ、仕様だから」の一言で、
明らかに初期不良と思われる商品の返金もされない、
神対応ならぬ悪魔対応。流石の一言であります。
そんな中華タブレットなんだけど、
ずっとデュアルブートの使い勝手が気になってて、
なおかつ以前からノートPCが欲しかったオレにとって、
とうとう神機が降臨! それがChuwi HiBookなのです。
このタブレット、何がすごいかというと、
もちろんAndroidとWindows、両方使えるデュアルブート仕様で、
CPUやメモリ量を見ても、中華タブレットとしては上位機種に位置するにもかかわらず、そこそこ安い。
Chuwiというメーカーは信頼性も高く(もちろん中華タブレットメーカーの中では、だけど)、
何より同時発売の専用キーボード(タッチパッド付き)と合体すると、
普通のノートPCに変形するのがすごい!
男子って合体とか変形とか本当に好きよな。オレだけか?
で、考慮の結果、GearBestというサイトで本体とキーボードをセットで注文。
その価格、セットで2万円強。同等のノートPCの半額以下!
二週間ほどで中国から商品が到着し、
はやる気持ちを抑えつつ梱包を解くと…あれ? キーボードがない?
セットで注文したはずなのにタブレットしか入ってない!
慌てて慣れない英語でサポートにメール。
「おいおい、キーボードが入っていないが、どうなってやがんだ?」
「おまえには『ただ待つ』か『当社でしか使えない金券で返金する』しか選択肢がないぜ」
無茶苦茶だ…。
しょうがないので前者を選択したところ、
そこからさらに一週間ほどでようやくキーボードも到着。
送料込みの値段だったから、分包したらむしろ損をするのは向こうなのに、何を考えてるのか…。
ちなみに梱包の中に陰毛らしき縮れ毛が入っていたけど、これはいったい…。
そんなトラブル(人災)にも見舞われつつ、
ようやくタブレットとキーボードを合体させると、
期待通り、これはもはやノートPC! しかも高級感すら漂うメタルボディの質感ったら!
ここのところ中華タブレットの進化がすごい、とネットに書かれてたけど、確かに納得。
しかも、このために別途購入したワイヤレスマウスを接続すると、
もうホントにただのノートPCでやんの。タブレット感ゼロ。
これが2万円強。恐ろしいな、中華パワー。
あまりの興奮にキーボード到着の翌日は会社をずる休みしたのはここだけの話。
まずAndroidで起動すると…ビックリ! AndroidってこんなにノートPCにマッチするんだ。
どちらかというとAndroidはスマホやタブレット向けのOSで、
ノートPCにはミスマッチなものと思い込んでたけど、これは充分に使える!
しかし驚愕したのはアプリ一覧を開いたときのこと。
Androidってタスクアイコンをタッチすると「今開いているアプリ一覧」がずらっと出てくるでしょ。
…その中で誰か知らない人がこっちを見てる! 怖い! ホラー!
恐る恐るその顔をタッチすると…これはカメラアプリ?
中華タブレットってメーカーはいちいち検品しないから、
不具合があったときに被害を被るのは送料や返送料を請け負う販売者であって、
だから販売者が発送前に開封して検品する、って噂は耳にしたことがあって。
つまりさっきの画像はカメラに不具合がないか検品したGearBestの店員で、
そのままアプリを閉じたから、最後の表示画面がアプリ一覧に残っていたと思われるんだけど…。
普通、検品の最後にアプリは全部閉じるよなあ。
一回スワイプすりゃいいだけなんだし、これから購入者の手に渡るんだから。
このあたりのアバウト加減が中国の欠点なのか魅力なのか…。
再起動してWindowsで起動したところ、うーん、こっちはどうなんだろ。
さすがにWindowsは重い。パワー不足が否めない。
そしてデバイスマネージャーの不具合なのか、
Androidでは読み込めていたMicroSDが読み込めない。
記憶容量が少ないのでこれは致命傷かも。
ここまで触って、ひとまず休憩のため、蓋を閉じてスリープ状態に。
数時間後、再びイジろうと蓋を開くと…電池残量15%?
全然スリープになってねぇ! つまり電源オンかオフかの強制二択仕様!
Androidはちゃんとスリープになってくれるのになあ。不思議。
あと、キーボードのタッチパッドにも一言言いたい。
オレはマウス派だから基本的には上記のワイヤレスマウスを使うんだけど、
ちょっとしたとき、タッチパッドから操作することもあるじゃない。
ここでまた中国ならではの謎機能があるんだけど、
このタッチパッド、最下部から上にスワイプすると画面に検索ウィンドウが表示されて、
いちいちブラウザを開かなくてもそこからGoogle検索が出来るのね。便利。
…のはずが! こいつの誤動作がハンパない!
ちょっとカーソルを左にずらそうとすると検索ウィンドウが表示。
アプリを開こうとダブルタップすると検索ウィンドウが表示。
キータイピングの際に手首が触れると検索ウィンドウが表示。
その度にいちいちウィンドウを閉じなきゃならない面倒による徒労感ったら!
技術面でタッチパッドが精細性を欠くのであれば、それはしょうがないとして、
だったらどうしてこんな謎機能を設けたのか。不可解この上ない。中国、侮れない。
そりゃもうね、一週間ほど使って売りましたよ。
液晶フィルムを買い足したりて、トータルで23,000円ほどの買い物になったものの、
結局25,000円で売れて、少し儲かっちゃったりして。
これもまた中華タブレットの面白いところ。
■ 今日の一品(ひとしな)
ドレッシングは「安くて冒険が出来る」ところが好きで、いろいろと試した結果、
うちではピエトロとこれを常備するようになりました。まいうー。
この二品に加えて、たまにKALDIのフォロミールも。こちらもまいうー。
Amazon | ユウキ チョレギドレッシング 195ml | ドレッシング 通販
2016年9月11日
続・Android狂騒曲。
さて、それにつけても、いくつになっても金がなく(現在借金60万まで減らした)、
それでいて金遣いの荒さは一向に治まる気配のない、相変わらずの困ったオレなんですが、
あんなことがあったにもかかわらず、
それ以降もいろいろとタブレットには振り回されてまして。
その顛末を書くと数回に渡る長文になると思うので、以下箇条書き。
・2015年9月、AmazonがKindle Fireを発表。
・Amazonブランドのタブレットがたったの8,980円 !?
・プライム会員だと4,980円 !? 買うっきゃ騎士(ナイト)!
・でもオレ、プライム会員じゃねーわ。どうする? 定価で買う? ヤフオク見る?
・ヤフオクでAmazonプライム会員が転売してる! 新品が5,980円! 即落札!
・出品者「発送は『商品が到着する二ヶ月後』」 はぁ? なんで? だったらキャンセルじゃい!
・いっそAmazonプライム会員になっちゃえ! そしてKindle Fireゲットだぜ!
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!
・Kindle Fire専用の液晶フィルムとAmazonオリジナルカバー購入。<3,500円>
・Amazon「Kindle Fireの生産が追いつかないため発送は二ヶ月後となります」
・ヤフオクの出品者が言ってたのはそういうことか…。
・しかし一度上がりきったタブレット熱は冷めやらず。
・オレは今すぐ手に入れたい、今すぐ触りたいんだよ!
・それまで別段タブレットなんて欲しくなかったはずなのに、日夜タブレットを検索。
・やっぱ以前に買ったMeMO Pad HD 7って優秀だったよなあ。
・MeMO Pad HD 7(ME173X)購入。<13,000円>
・そうそう、これこれ。懐かしい。しかしメモリの貧弱さだけが気にかかるわー。
・え? 同型機種のメモリ2GBバージョンが発売されてんの? そっちでしょ!
・MeMO Pad HD 7(ME572C)の中古品購入。<16,000円>
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!(2回目)
・MeMO Pad HD 7専用の液晶フィルムとASUSオリジナルのトランスカバー購入。<4,000円>
・そうこうしているうちにKindle Fire到着。
・家に3台のタブレット集結。
・コスパで見ればKindle Fireだけど、性能ではMeMO Pad HD 7(ME572C)だわなあ。
・MeMO Pad HD 7(ME173X)とKindle Fire(カバーなど含む)を売却。
・しかし以前も思ったことだけど、Androidのアプリってホント弱い。
・いっそiPhoneのタブレットバージョンがあればいいのに。
・………あるじゃん!
・iPad mini 4購入。<57,000円>
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!(3回目)
・もちろん液晶フィルムとケースも購入。<4,000円>
・MeMO Pad HD 7(ME572C)と周辺機器を売却。
そんな経緯があり、今はiPad miniを所有している次第ですが、
元々は「タブレットが4,980円だって !?」で、今回の騒動が始まっとるわけですよ。
タブレットってそこまで必要じゃないけど、4.980円で入手出来るならいいよね、と。
…それが、どうして気がつけば70,000円近く散在してるのか全然わかんない!
一度欲しいと思ったが最後、その欲望の火は手に入れるまで鎮火しないどころか、
その後もさらなる高みを求めて火は大きさを増してゆき、ついには炎へと成長する…。
怖い! オレは自分の物欲が怖い!
そしてiPad mini、ほとんど使ってない!
■ 今日の一品(ひとしな)
そうして手に入れたiPad mini。
一通りのことはスマホで充分出来るので、なかなか持ち歩く機会はないけれど、
こいつを買ってから、一人でカフェ(またはサイゼリヤ)に行くのが楽しみなのです。
当ブログの更新頻度、少しは上がるかも。それはないか…。
Amazon.co.jp: iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード iPhone iPad Andriod 対応…
それでいて金遣いの荒さは一向に治まる気配のない、相変わらずの困ったオレなんですが、
あんなことがあったにもかかわらず、
それ以降もいろいろとタブレットには振り回されてまして。
その顛末を書くと数回に渡る長文になると思うので、以下箇条書き。
・2015年9月、AmazonがKindle Fireを発表。
・Amazonブランドのタブレットがたったの8,980円 !?
・プライム会員だと4,980円 !? 買うっきゃ騎士(ナイト)!
・でもオレ、プライム会員じゃねーわ。どうする? 定価で買う? ヤフオク見る?
・ヤフオクでAmazonプライム会員が転売してる! 新品が5,980円! 即落札!
・出品者「発送は『商品が到着する二ヶ月後』」 はぁ? なんで? だったらキャンセルじゃい!
・いっそAmazonプライム会員になっちゃえ! そしてKindle Fireゲットだぜ!
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!
・Kindle Fire専用の液晶フィルムとAmazonオリジナルカバー購入。<3,500円>
・Amazon「Kindle Fireの生産が追いつかないため発送は二ヶ月後となります」
・ヤフオクの出品者が言ってたのはそういうことか…。
・しかし一度上がりきったタブレット熱は冷めやらず。
・オレは今すぐ手に入れたい、今すぐ触りたいんだよ!
・それまで別段タブレットなんて欲しくなかったはずなのに、日夜タブレットを検索。
・やっぱ以前に買ったMeMO Pad HD 7って優秀だったよなあ。
・MeMO Pad HD 7(ME173X)購入。<13,000円>
・そうそう、これこれ。懐かしい。しかしメモリの貧弱さだけが気にかかるわー。
・え? 同型機種のメモリ2GBバージョンが発売されてんの? そっちでしょ!
・MeMO Pad HD 7(ME572C)の中古品購入。<16,000円>
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!(2回目)
・MeMO Pad HD 7専用の液晶フィルムとASUSオリジナルのトランスカバー購入。<4,000円>
・そうこうしているうちにKindle Fire到着。
・家に3台のタブレット集結。
・コスパで見ればKindle Fireだけど、性能ではMeMO Pad HD 7(ME572C)だわなあ。
・MeMO Pad HD 7(ME173X)とKindle Fire(カバーなど含む)を売却。
・しかし以前も思ったことだけど、Androidのアプリってホント弱い。
・いっそiPhoneのタブレットバージョンがあればいいのに。
・………あるじゃん!
・iPad mini 4購入。<57,000円>
・やっぱ液晶フィルムとクールなカバーはマストだよネ!(3回目)
・もちろん液晶フィルムとケースも購入。<4,000円>
・MeMO Pad HD 7(ME572C)と周辺機器を売却。
そんな経緯があり、今はiPad miniを所有している次第ですが、
元々は「タブレットが4,980円だって !?」で、今回の騒動が始まっとるわけですよ。
タブレットってそこまで必要じゃないけど、4.980円で入手出来るならいいよね、と。
…それが、どうして気がつけば70,000円近く散在してるのか全然わかんない!
一度欲しいと思ったが最後、その欲望の火は手に入れるまで鎮火しないどころか、
その後もさらなる高みを求めて火は大きさを増してゆき、ついには炎へと成長する…。
怖い! オレは自分の物欲が怖い!
そしてiPad mini、ほとんど使ってない!
■ 今日の一品(ひとしな)
そうして手に入れたiPad mini。
一通りのことはスマホで充分出来るので、なかなか持ち歩く機会はないけれど、
こいつを買ってから、一人でカフェ(またはサイゼリヤ)に行くのが楽しみなのです。
当ブログの更新頻度、少しは上がるかも。それはないか…。
Amazon.co.jp: iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード iPhone iPad Andriod 対応…
2016年9月10日
AliExpressが面白い。
去年から、暇さえあれば中国の通販サイトで買い物ばかりしてまして。
ことの始まりは一年半ほど前、ヤフオクで頻繁にAliExpressの広告が表示されて、
しつこいなー、と思わずクリックしちゃったのが運の尽き。
当初は中国サイトとも、これがかの有名なアリババグループ(阿里巴巴集団)だとも知らず、
単なる海外の通販サイトだと思ってたのね。
インターネット創世記ならまだしも、Amazon帝国が君臨する現在、
今さら海外の通販サイトが入り込める余地はないよなあ、なんて。
しかし値段を見て仰天。
EarPodsに似せたイヤホンが103円 ! しかも中国からの送料込みで !?
NIKEのFuelbandを思わせる腕時計が、こちらもFree Shippingで109円! なんで !?
音質はさておき、枕元に置いておきたいミニスピーカーも109円! もちろん送料無料!
(※価格はいずれも執筆当時のもの)
価格破壊がすげーの。デフレなんてもんじゃない。
もはや100均が高く感じちゃうくらい安いでやんの。
また、パチモン好きとしては、その胡散臭さも至極楽しい。
SupremeのiPhoneケースなんて絶対に許可取ってないし。
しかも個人的にはオフィシャルより好みだったりして。
この安さを「さすがは中国」の一言で終わらせちゃっていいんだろうか。
だって送料込みで103円って、どうやって発送してんのって話でしょ。
そのカラクリ…というのはまだわからないし、
まずは赤字覚悟で信用を得てから、というのもあるのかもしれないけど、
AliExpressはAmazonと違って到着がめちゃくちゃ遅いのね。
二週間は当たり前、到着まで一ヶ月、なんてのもザラ。
つまりは「コスト」と「配送時間」をトレードオフしとるわけですよ。
目の前の店舗で買えば1000円の商品を、
Amazonで買えば到着まで一日かかるけど800円。
そこをAliExpressは到着まで一ヶ月かかるかわりに300円、みたいな。
ま、これまでは実質二週間程度で届いてるけど、
要は荷物がまとまってから一括で日本まで送ることで送料を極力安くあげてるのかなあと。
イヤホンの仕入れ20円、送料60円で23円の儲け、といった具合に。
…いや待てよ。
AliExpressはヤフオクみたいなもので、出店する場を提供してるだけだから、
出品・発送をしてるのはアリババじゃなくて個々のショップなわけで、
だとすると一括配送も不可能ということか…うーん。
しかし、そうとでも考えないとこの送料は不可解すぎるよなあ。
…ま、難しいことは考えず、今はこの安さと面白さを手放しで享受すっか。
そんなわけで、あまりの安さに、ポチるまでのハードルが下がっちゃって、
ATARI(TEENAGE RIOTじゃない方)のTシャツを衝動買いしたり、
トイレのタンクに貼るファニーなシールを買ったり、
先日はこんな3D風メガネまで買っちゃいましたよ。…何に使うんだ、オレ!
■ 今日の一品(ひとしな)
上記のエントリに併せて新コーナー設立であります。
アジアからの観光客の方々って独特なファッションだったりするけど、
その延長線上にあるのかどうかはともかく、
AliExpressで「どう着るのが正解なのか」が皆目見当がつかない服も散見して、
そういったものをあえて探すのもまた楽し。
で、これ。
おそらく「エレガントなサマーアイテム」といった意図を持つ商品なんだろうけど、
サンダルやヒールに合わせても逆にすげー安っぽくなりそうだし、
くノ一、ひいては由美かおるが装着してるところしか想像出来ないんだよね…。
2016 Summer Fashion Women Barefoot Sandals Crochet…
ことの始まりは一年半ほど前、ヤフオクで頻繁にAliExpressの広告が表示されて、
しつこいなー、と思わずクリックしちゃったのが運の尽き。
当初は中国サイトとも、これがかの有名なアリババグループ(阿里巴巴集団)だとも知らず、
単なる海外の通販サイトだと思ってたのね。
インターネット創世記ならまだしも、Amazon帝国が君臨する現在、
今さら海外の通販サイトが入り込める余地はないよなあ、なんて。
しかし値段を見て仰天。
EarPodsに似せたイヤホンが103円 ! しかも中国からの送料込みで !?
NIKEのFuelbandを思わせる腕時計が、こちらもFree Shippingで109円! なんで !?
音質はさておき、枕元に置いておきたいミニスピーカーも109円! もちろん送料無料!
(※価格はいずれも執筆当時のもの)
価格破壊がすげーの。デフレなんてもんじゃない。
もはや100均が高く感じちゃうくらい安いでやんの。
また、パチモン好きとしては、その胡散臭さも至極楽しい。
SupremeのiPhoneケースなんて絶対に許可取ってないし。
しかも個人的にはオフィシャルより好みだったりして。
この安さを「さすがは中国」の一言で終わらせちゃっていいんだろうか。
だって送料込みで103円って、どうやって発送してんのって話でしょ。
そのカラクリ…というのはまだわからないし、
まずは赤字覚悟で信用を得てから、というのもあるのかもしれないけど、
AliExpressはAmazonと違って到着がめちゃくちゃ遅いのね。
二週間は当たり前、到着まで一ヶ月、なんてのもザラ。
つまりは「コスト」と「配送時間」をトレードオフしとるわけですよ。
目の前の店舗で買えば1000円の商品を、
Amazonで買えば到着まで一日かかるけど800円。
そこをAliExpressは到着まで一ヶ月かかるかわりに300円、みたいな。
ま、これまでは実質二週間程度で届いてるけど、
要は荷物がまとまってから一括で日本まで送ることで送料を極力安くあげてるのかなあと。
イヤホンの仕入れ20円、送料60円で23円の儲け、といった具合に。
…いや待てよ。
AliExpressはヤフオクみたいなもので、出店する場を提供してるだけだから、
出品・発送をしてるのはアリババじゃなくて個々のショップなわけで、
だとすると一括配送も不可能ということか…うーん。
しかし、そうとでも考えないとこの送料は不可解すぎるよなあ。
…ま、難しいことは考えず、今はこの安さと面白さを手放しで享受すっか。
そんなわけで、あまりの安さに、ポチるまでのハードルが下がっちゃって、
ATARI(TEENAGE RIOTじゃない方)のTシャツを衝動買いしたり、
トイレのタンクに貼るファニーなシールを買ったり、
先日はこんな3D風メガネまで買っちゃいましたよ。…何に使うんだ、オレ!
■ 今日の一品(ひとしな)
上記のエントリに併せて新コーナー設立であります。
アジアからの観光客の方々って独特なファッションだったりするけど、
その延長線上にあるのかどうかはともかく、
AliExpressで「どう着るのが正解なのか」が皆目見当がつかない服も散見して、
そういったものをあえて探すのもまた楽し。
で、これ。
おそらく「エレガントなサマーアイテム」といった意図を持つ商品なんだろうけど、
サンダルやヒールに合わせても逆にすげー安っぽくなりそうだし、
くノ一、ひいては由美かおるが装着してるところしか想像出来ないんだよね…。
2016 Summer Fashion Women Barefoot Sandals Crochet…
2016年6月27日
考える夢。
ひっそりゆっくりこっそり更新のオレ日記です。
目が覚めてから驚いた夢の話。
夢って脳内にある素材で作られたストーリーが放映されるものだと思ってるのね。
つまり、ただひたすらに受動的なものであって。
たまに、能動的に振る舞える明晰夢ってものがあって、
夢の中で「あ、これ夢なんだ」と気付いて、空を飛んだり人を殺したりセックスしたり、
あらかじめ用意された環境下ではあるものの、思った通りの自由な行動が出来ると。
以上がオレの夢への認識だったですよ。
で、先日見た夢がね、高校の教室内にいるの。
オレが通ってたのは男子校だけど、夢の中では共学で。ありがちだよね。
休み時間に十数人が一つの机に集まって、ガヤガヤと仲良く次の休日の相談中。
中心となった机に座ってるのは、実際に高校の同級生だった村上って男でさ。
こいつ、超レアキャラで、高校時代も一緒に遊んだことなんて一度もないし、
おそらく卒業してから一度も思い出したことすらないような存在なの。
目覚めた瞬間に「あいつ村上だ!」と思い出して、
村上の記憶がオレの脳内に存在してたことも驚きだし、
30年ほど忘れてたのに、パッと名前が出てきたことも驚きで。
でもこういうこと、たまに夢であるじゃん。
これもオレの「脳内にある素材」だったんだろうなと。
次の休日はみんなでBBQに行こうと話がまとまってるようで、
女生徒たちが「村上も行こうよー」なんて誘ってるわけ。
ちなみに村上って決して人気者タイプじゃなくて、
むしろかなり不気味なキャラだったんだよね。
その当時は宮崎勤事件の前だから(年齢を痛感します…)オタクって言葉は一般的でなかったものの、
アニメだったかプラモだったかが好きで、やせっぽちで角刈りで、いつもニヤニヤしてる、
オタクの中でも異端に分類されるような、そんな気持ち悪い男だったような記憶がある。
誘われた村上は誰の目も見ることなく、机の一点を見つめてこう返すわけ。
「俺はその日無理。橋幸夫のゲームを作らなきゃいけないから」
唐突の橋幸夫! 橋幸夫のゲームって何なんだ? 夢っぽい!
そこで満を持してこの夢にオレが登場するんだけど、オレは村上をイジる立ち位置なのね。
当時はイジるも何も、そもそも絡んだ記憶すらほぼないんだけど、
夢の中ではオレはクラスのお調子者っぽくて、
そんな断り方をする村上の肩に手を置いてこう言ったのな。
「そうだよ、村上は忙しいんだよ。…『プロジェクト・ブリッジ』で」
村上と周囲、笑う。ここで目が覚めた。
『橋』幸夫のゲームを作る案件=プロジェクト・ブリッジ!
くだらない! くだらないぞ、オレ!
これ、何が驚いたかというと、夢の中で「考えてる」んだよね。
周囲を笑わせるため、何か面白い言い回しをしようと考えてる。
それってまさにオレの芸風で、言いそうなことではあるものの、
実際に言ったことなんてないし(橋幸夫のゲームを作る人なんて知らない)、
仮にその状況になっても、少し考えないと出てこない言い回しなわけよ。
ちょっと夢に新たな可能性を感じた次第。ま、それだけの話なんだけども。
■ 今日の一曲
オレが子供のころは「テレビ・アニメ ヒット大全集」のような
収録曲にまとまりや節操のないオムニバスカセットがよく売られてたんだよな。
カリメロ、太陽にほえろ、ピンクレディー、西遊記、なんかが一本のカセットに同居してて、
中には違う人が歌ってるものもあったりして。詐欺じゃん。
で、5~6歳のころのオレが愛聴していたカセットに収録されていたこの曲、
やたらと印象的で大人になってもよく口ずさんでたんだけど、
ずっと音源を探してて、坂上二郎のベスト盤でようやく発見。
初期のカックラキン大放送で歌われてた曲なんだとか。知らなかったなあ。
坂上二郎 - 9×9の唄
目が覚めてから驚いた夢の話。
夢って脳内にある素材で作られたストーリーが放映されるものだと思ってるのね。
つまり、ただひたすらに受動的なものであって。
たまに、能動的に振る舞える明晰夢ってものがあって、
夢の中で「あ、これ夢なんだ」と気付いて、空を飛んだり人を殺したりセックスしたり、
あらかじめ用意された環境下ではあるものの、思った通りの自由な行動が出来ると。
以上がオレの夢への認識だったですよ。
で、先日見た夢がね、高校の教室内にいるの。
オレが通ってたのは男子校だけど、夢の中では共学で。ありがちだよね。
休み時間に十数人が一つの机に集まって、ガヤガヤと仲良く次の休日の相談中。
中心となった机に座ってるのは、実際に高校の同級生だった村上って男でさ。
こいつ、超レアキャラで、高校時代も一緒に遊んだことなんて一度もないし、
おそらく卒業してから一度も思い出したことすらないような存在なの。
目覚めた瞬間に「あいつ村上だ!」と思い出して、
村上の記憶がオレの脳内に存在してたことも驚きだし、
30年ほど忘れてたのに、パッと名前が出てきたことも驚きで。
でもこういうこと、たまに夢であるじゃん。
これもオレの「脳内にある素材」だったんだろうなと。
次の休日はみんなでBBQに行こうと話がまとまってるようで、
女生徒たちが「村上も行こうよー」なんて誘ってるわけ。
ちなみに村上って決して人気者タイプじゃなくて、
むしろかなり不気味なキャラだったんだよね。
その当時は宮崎勤事件の前だから(年齢を痛感します…)オタクって言葉は一般的でなかったものの、
アニメだったかプラモだったかが好きで、やせっぽちで角刈りで、いつもニヤニヤしてる、
オタクの中でも異端に分類されるような、そんな気持ち悪い男だったような記憶がある。
誘われた村上は誰の目も見ることなく、机の一点を見つめてこう返すわけ。
「俺はその日無理。橋幸夫のゲームを作らなきゃいけないから」
唐突の橋幸夫! 橋幸夫のゲームって何なんだ? 夢っぽい!
そこで満を持してこの夢にオレが登場するんだけど、オレは村上をイジる立ち位置なのね。
当時はイジるも何も、そもそも絡んだ記憶すらほぼないんだけど、
夢の中ではオレはクラスのお調子者っぽくて、
そんな断り方をする村上の肩に手を置いてこう言ったのな。
「そうだよ、村上は忙しいんだよ。…『プロジェクト・ブリッジ』で」
村上と周囲、笑う。ここで目が覚めた。
『橋』幸夫のゲームを作る案件=プロジェクト・ブリッジ!
くだらない! くだらないぞ、オレ!
これ、何が驚いたかというと、夢の中で「考えてる」んだよね。
周囲を笑わせるため、何か面白い言い回しをしようと考えてる。
それってまさにオレの芸風で、言いそうなことではあるものの、
実際に言ったことなんてないし(橋幸夫のゲームを作る人なんて知らない)、
仮にその状況になっても、少し考えないと出てこない言い回しなわけよ。
ちょっと夢に新たな可能性を感じた次第。ま、それだけの話なんだけども。
■ 今日の一曲
オレが子供のころは「テレビ・アニメ ヒット大全集」のような
収録曲にまとまりや節操のないオムニバスカセットがよく売られてたんだよな。
カリメロ、太陽にほえろ、ピンクレディー、西遊記、なんかが一本のカセットに同居してて、
中には違う人が歌ってるものもあったりして。詐欺じゃん。
で、5~6歳のころのオレが愛聴していたカセットに収録されていたこの曲、
やたらと印象的で大人になってもよく口ずさんでたんだけど、
ずっと音源を探してて、坂上二郎のベスト盤でようやく発見。
初期のカックラキン大放送で歌われてた曲なんだとか。知らなかったなあ。
坂上二郎 - 9×9の唄
2016年6月11日
自分クイズに辟易する。
約一年七ヶ月ぶりに、恥ずかしながら帰ってまいりました。
…こんな横井さんジョークで始まるブログ、2016年にある?
つーかね、何も変化がないマイ・ライフですよ。
かといって退屈ってわけでもない。
さしたる不満もない。そこそこ毎日楽しかったりする。
そんなやつが面白いことなんて書ける? 書けるわけないでしょ!
そんなわけで今後このブログに面白さを期待されちゃ困るわけでありますが、
派遣社員とはいえ、働き始めて早いもので一年八ヶ月。
どうせすぐに辞めると思ってたけど、オレってやれば出来るのね。知らなかった。
うちの会社って200人ほど働いてんだけど、そのほとんどが派遣社員で、
そんな派遣さんの労をねぎらうために、毎年末にクリスマス会をしてくれんのね。
大きな食堂を貸し切って、各種アルコールにピザ、オードブルなんかを用意してくれて、
ゲームやビンゴ大会があって、そんないわゆる忘年会的な催しなんだけども。
200人の内訳は男が20人ほど、対して女が180人ほどで、
…と書くと羨ましい職場に思われがちだけど、大半が主婦やおばさんな。ガックリ。
つまり、男はちょっと肩身が狭かったりするわけ。
200席の食堂でもどこに陣取っていいのかわからず、
男ばかり固まって端の方にひっそり座ってたりね。
で、オレが働き始めて二ヶ月ほど。2014年末の話。
隅の10人がけのテーブルに男が8人座ってたら、
残りの2席に女の人が座ってくれて。
ま、決して美人と呼ばれる類いの女性ではないけどさ、
こんなむさ苦しい席に座って、
しかもまだ右も左もわからないオレを気遣って、
いろいろと話しかけてくれたりして、ありがたいじゃない。ねぇ。
そのうちの一人からコンパチックなこんな質問が飛び出した。
「私、前職何だと思いますぅ? 絶対わからないと思うなあ」
…困るでしょ。心底困惑しちゃうでしょ、こういうの。
こういった自分クイズって言っていいタイプと悪いタイプがいるわけ。
前者はおのののかのビールの売り子とかね。本人がかわいくて前職とギャップがあるやつ。
でもこの人は明らかに後者なんだよね。
だってオレ、心で叫んでたもん。
「わかった! フェラ専門の風俗店!」
…いやさ、この人は本当にいい人なんだけど、見た目に品がないのよ。
肌が荒れてて、口元がだらしなくて、目がキツめで。
で、話し方も「ナニワの姉ちゃん」っていう、さ。
でももちろん言えないじゃない、そんなセクハラアンサー。
だから頑張って演じましたよ、大人を。
「えー? 銀行員ですか? 秘書とか?」
歯の浮くような台詞、を言っちゃいましたよ、オレ。
でもさ、そりゃ風俗は言い過ぎにしても(もしそうでもあってもカミングアウトするわきゃないわな)、
やっぱなあ、夜の世界しか想像出来ないんだよな、その雰囲気から。
「違いまーす」
「じゃあ意表を突いてヤクルトレディとか?」
「ブッブー、はずれー」
そんな地獄のようなやりとりを経て、ついに正解発表の時間が。
「正解は…バーの雇われ店長でしたー」
…さもありなんだよ!
つーか、バーの雇われ店長顔をして、
「私の仕事は何? 答えはバーの雇われ店長でした」はクイズとして成立してないって!
あき竹城が「わだすの出身は都会、田舎、どっち?」ってぐらいないって!
帰り道、同期入社した男と駅前の喫煙所に寄り道したんだけど、
「あの人、こっそり『フェラ専』と呼びましょうか」
「…ですね」
少し距離のあった二人が意気投合した瞬間でありました。ありがとう、フェラ専。
■ 今日の一曲
誰にもわからないだろうけど誰かに伝えたかったので書く。25年越しの発見。
大学時代、オレはパンク、中でもOi!と呼ばれるジャンルに没頭してたんだけど、
Oi!の名曲、Cockney Rejectsの「We Are The Firm」のCメロに、
転調する、というか、いきなり曲調が変わっちゃうところがあってさ。
で、Sham69だったかStiff Little Fingersだったかのライブ盤を聴いてると、
ライブ終わりに客がWe Are The FirmのCメロを大合唱し始めて驚いたことがあったのね。
そりゃいい曲だけれど、違うバンドの曲だし、なんでここで歌うんだろうと。
それってSMAPコンサートの最後に客が嵐の曲を合唱し始めるようなもので、
意味わかんないし、失礼極まりないじゃんかねぇ。
それから25年。
先日ひさびさにパンク熱に浮かされ、当時ハマった曲ばかりを聴き漁ってたんだけど、
ふとそのことを思い出して、当時はなかったインターネットの力を借りたわけ。
するとようやくわかりましたよ、元ネタが!
このCメロは「Knees Up Mother Brown」って曲で、
Cockney方言文化と関連した下品な歌だったのね。なるほど「Cockney」Rejects…か。
Cockney方言ってのはロンドンの下町言葉みたいなもので、
日本でいうところの「てやんでぇ」「べらんめぇ」か。
で、その下品さがOi!の持つ男臭いイメージとマッチして、
その歌がOi!の中でアンセム的な存在になっちゃった、と。なるほど、25年越しのスッキリ。
Cockney Rejects - We Are The Firm
Knees Up Mother Brown (Cockney Classic) (YouTube)
…こんな横井さんジョークで始まるブログ、2016年にある?
つーかね、何も変化がないマイ・ライフですよ。
かといって退屈ってわけでもない。
さしたる不満もない。そこそこ毎日楽しかったりする。
そんなやつが面白いことなんて書ける? 書けるわけないでしょ!
そんなわけで今後このブログに面白さを期待されちゃ困るわけでありますが、
派遣社員とはいえ、働き始めて早いもので一年八ヶ月。
どうせすぐに辞めると思ってたけど、オレってやれば出来るのね。知らなかった。
うちの会社って200人ほど働いてんだけど、そのほとんどが派遣社員で、
そんな派遣さんの労をねぎらうために、毎年末にクリスマス会をしてくれんのね。
大きな食堂を貸し切って、各種アルコールにピザ、オードブルなんかを用意してくれて、
ゲームやビンゴ大会があって、そんないわゆる忘年会的な催しなんだけども。
200人の内訳は男が20人ほど、対して女が180人ほどで、
…と書くと羨ましい職場に思われがちだけど、大半が主婦やおばさんな。ガックリ。
つまり、男はちょっと肩身が狭かったりするわけ。
200席の食堂でもどこに陣取っていいのかわからず、
男ばかり固まって端の方にひっそり座ってたりね。
で、オレが働き始めて二ヶ月ほど。2014年末の話。
隅の10人がけのテーブルに男が8人座ってたら、
残りの2席に女の人が座ってくれて。
ま、決して美人と呼ばれる類いの女性ではないけどさ、
こんなむさ苦しい席に座って、
しかもまだ右も左もわからないオレを気遣って、
いろいろと話しかけてくれたりして、ありがたいじゃない。ねぇ。
そのうちの一人からコンパチックなこんな質問が飛び出した。
「私、前職何だと思いますぅ? 絶対わからないと思うなあ」
…困るでしょ。心底困惑しちゃうでしょ、こういうの。
こういった自分クイズって言っていいタイプと悪いタイプがいるわけ。
前者はおのののかのビールの売り子とかね。本人がかわいくて前職とギャップがあるやつ。
でもこの人は明らかに後者なんだよね。
だってオレ、心で叫んでたもん。
「わかった! フェラ専門の風俗店!」
…いやさ、この人は本当にいい人なんだけど、見た目に品がないのよ。
肌が荒れてて、口元がだらしなくて、目がキツめで。
で、話し方も「ナニワの姉ちゃん」っていう、さ。
でももちろん言えないじゃない、そんなセクハラアンサー。
だから頑張って演じましたよ、大人を。
「えー? 銀行員ですか? 秘書とか?」
歯の浮くような台詞、を言っちゃいましたよ、オレ。
でもさ、そりゃ風俗は言い過ぎにしても(もしそうでもあってもカミングアウトするわきゃないわな)、
やっぱなあ、夜の世界しか想像出来ないんだよな、その雰囲気から。
「違いまーす」
「じゃあ意表を突いてヤクルトレディとか?」
「ブッブー、はずれー」
そんな地獄のようなやりとりを経て、ついに正解発表の時間が。
「正解は…バーの雇われ店長でしたー」
…さもありなんだよ!
つーか、バーの雇われ店長顔をして、
「私の仕事は何? 答えはバーの雇われ店長でした」はクイズとして成立してないって!
あき竹城が「わだすの出身は都会、田舎、どっち?」ってぐらいないって!
帰り道、同期入社した男と駅前の喫煙所に寄り道したんだけど、
「あの人、こっそり『フェラ専』と呼びましょうか」
「…ですね」
少し距離のあった二人が意気投合した瞬間でありました。ありがとう、フェラ専。
■ 今日の一曲
誰にもわからないだろうけど誰かに伝えたかったので書く。25年越しの発見。
大学時代、オレはパンク、中でもOi!と呼ばれるジャンルに没頭してたんだけど、
Oi!の名曲、Cockney Rejectsの「We Are The Firm」のCメロに、
転調する、というか、いきなり曲調が変わっちゃうところがあってさ。
で、Sham69だったかStiff Little Fingersだったかのライブ盤を聴いてると、
ライブ終わりに客がWe Are The FirmのCメロを大合唱し始めて驚いたことがあったのね。
そりゃいい曲だけれど、違うバンドの曲だし、なんでここで歌うんだろうと。
それってSMAPコンサートの最後に客が嵐の曲を合唱し始めるようなもので、
意味わかんないし、失礼極まりないじゃんかねぇ。
それから25年。
先日ひさびさにパンク熱に浮かされ、当時ハマった曲ばかりを聴き漁ってたんだけど、
ふとそのことを思い出して、当時はなかったインターネットの力を借りたわけ。
するとようやくわかりましたよ、元ネタが!
このCメロは「Knees Up Mother Brown」って曲で、
Cockney方言文化と関連した下品な歌だったのね。なるほど「Cockney」Rejects…か。
Cockney方言ってのはロンドンの下町言葉みたいなもので、
日本でいうところの「てやんでぇ」「べらんめぇ」か。
で、その下品さがOi!の持つ男臭いイメージとマッチして、
その歌がOi!の中でアンセム的な存在になっちゃった、と。なるほど、25年越しのスッキリ。
Cockney Rejects - We Are The Firm
Knees Up Mother Brown (Cockney Classic) (YouTube)
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